米議会「クリプト・クランチタイム」まとめ

User avatar placeholder
Written by TACOS14

July 9, 2025

米議会「クリプト・クランチタイム」まとめ

—2025年7月・下院で本格化する暗号資産政策攻防—

概要

トランプ大統領の「米国をクリプトの首都に」という公約実現をめぐり、米議会で暗号資産(仮想通貨)政策が大きな山場を迎えています。上院は6月に「ステーブルコイン」規制法案(GENIUS法)を可決しましたが、下院共和党はより包括的な「マーケット構造改革」法案も視野に入れ、来週から「クリプト・ウィーク」と称して本格審議に入ります。

1. 現状と対立構図

  • 上院:ステーブルコイン法案(GENIUS法)を可決
    • バイパーティザン(超党派)で可決済み
    • ステーブルコイン分野の規制強化が主眼
  • 下院共和党:より広範な規制改革を志向
    • 長年温めてきた「マーケット構造」法案(証券・商品取引規則の抜本見直し)も同時に推進したい
    • 「クリプト・ウィーク」として両法案の審議・採決を計画
  • トランプ大統領・上院共和党:迅速な「クリーン」法案成立を要求
    • ステーブルコイン法案への修正や他法案との抱き合わせに反対
    • 「早期成立」を最優先し、市場構造改革は9月以降に持ち越しの構え
  • 民主党の一部:大統領の利害関係に懸念
    • トランプ家の暗号資産業界との関係遮断(大統領が発行者にならない等)を条件に賛成も検討

2. 今後の展開・焦点

  • 下院での動き
    • ステーブルコイン法案は単独で採決される見通し
    • マーケット構造法案は超党派合意を目指し、民主党との最終調整が続く
    • 一部民主党は「大統領の発行者禁止」など利益相反対策を求めている
  • 上院との調整
    • ステーブルコイン法案の修正は上院・トランプ政権が強く反対
    • 市場構造改革法案は9月以降に持ち越される可能性が高い
  • 規制の今後
    • ステーブルコイン法案が可決されれば、米国の暗号資産規制の第一歩に
    • より包括的な規制枠組み(証券・商品取引の明確化)は秋以降へ

3. その他の議会動向

  • イスラエル首相ネタニヤフの議会訪問
    • 7月9日(火)に上下院指導部と会談予定
  • 国防権限法(NDAA)審議開始
    • 上院軍事委員会で小委員会マークアップ開始、全体審議は水曜から
  • 予算執行停止(Rescissions)問題
    • 上院歳出委員長コリンズ氏が、トランプ政権の94億ドル削減案に修正を加える方針
    • 外交支援や公共メディア予算の大幅削減に反対姿勢

まとめ

2025年7月、米議会では「クリプト政策」を巡る攻防が本格化。

  • 上院主導のステーブルコイン法案と、下院共和党主導の広範な規制改革案が焦点
  • トランプ政権は迅速な「クリーン法案」成立を要求し、下院の動きに圧力
  • 民主党の一部は利益相反防止策を条件に協力姿勢

今週から来週にかけて、米国の暗号資産政策の方向性を左右する重要な局面を迎えます。

参考記事:ポリティコ

Image placeholder

Lorem ipsum amet elit morbi dolor tortor. Vivamus eget mollis nostra ullam corper. Pharetra torquent auctor metus felis nibh velit. Natoque tellus semper taciti nostra. Semper pharetra montes habitant congue integer magnis.

Leave a Comment